ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

マネーフォーワードかエクセルか。

こんばんは、さじです。

会計や経理の知識が曖昧なままフリーランスになり、経理セミナーなどにも何度か参加してわかった気がしていたのですが、「やっぱ実際にやらないとわかんないよね」という結論でぶっつけ本番のような始まりを迎えました。

「マネーフォーワード確定申告(以下、MF確定申告)」という個人事業主向けクラウド会計サービスを申し込みまして、それまで見積書と請求書だけでサボりまくっていた経理をやってみたんです。見積書と請求書は同じ「マネーフォーワード請求書(以下、MF請求書)」を使っていたのでその流れです。

初期設定などを打ち込み、資本金って必要?とりあえず事業用に使ってる銀行の預金残高入れればいいの?とかなりあやふやな入力をする自分。確定申告までの流れは検索ですぐ出てくるのですが、実際の帳簿付けを具体的に書いてるところ(フリーランス個人事業主の場合のもの)はほとんど出てこなくて、しかも簿記会計用語にめっぽう疎い自分は画面に出てくる言葉と言い回しが違うとわからない。これは困ったな。

簿記3級程度の知識があれば問題ないとフリーランスのブログにはよくあるので、簿記かあ。。そういや娘が入社前研修でとらされてたな、と簿記3級の本をもらってきました。(ふせんや書き込みだらけで知らないうちに頑張ってたんだなと感心)読み始めてすぐ、世の中にこんなに興味の沸かない実用書があったとは!本のせいではなく、自分のせいですけど。

まず、本が悪いのではないことは確かです。Amazonの評価や簿記検定のブログでおすすめされるスタンダードでした。初心者にはわかりにくいのか?娘はこれだけで合格しています。数字や帳簿を避けてはいけないのだと自分を直視しないといけません。しかしそっと本を閉じました。(ダメだろう)

ところで、経理セミナーでは端折られていましたが、個人事業主青色申告をするために普段から用意しておかないといけない帳簿。複雑な家計簿みたいなものなんですが、商品の仕入れや販売をするような個人事業主と、自分のようにスキルを売る個人事業主で大分違いがあるように感じました。自分のようにひとりデザイナーの場合、

  • 仕入れがない。
  • 入金時、源泉徴収税が引かれている。
  • 借入金(借金)がない。

この3つが大きな違いです。また、人も雇っていないし外注もしないので、入金と経費が大方を占めます。あれっ、もしかしてクラウドを使うほどでないのでは。。?

Excelで十分な気がする!そこで、Excelの無料テンプレートを検索して落としてみます。マネーフォーワードで用意されていた「総勘定元帳」と「総勘定補助元帳」と書かれたものです。

ところがそうは問屋が卸さない。なぜならExcelも初級者レベルだからです。「IF文を使っています」の注意書きを見たとき、あ、そうだ関数わからないんだったと思い出しました。(参照:デザイナーも知ってると便利なExcel。 - ゆるっと広告業界
Excelを学ぶ? orクラウドを使う?
方や0円、方や月800円。
ああ、天下のExcelが「ほらね」と嘲笑しています。

ここで、一つ気付いたことが。「MF確定申告」には「MF請求書」がついてくるけれども、「MF請求書」は単体のサービスなのでした。つまり、金額は同じだけれども、「MF確定申告」で申し込んだ方が色々使えることになります。「MF請求書」はフリープラン(無料版)だと登録は3社までです。現状ギリギリ足りてますが、4社以上増えない可能性もないこともない。(いやあった方がいいかもしれない)

と言った状況を踏まえて、まずは今年度(初年度)をMF確定申告で進めていきます。(Excelの勉強をしたくないんだね?)話が全く進まなかった気もしますが、フリーランスの帳簿付けについてはおいおい嘆いていこうと思います。

前半の用語はどうするの?まずは簿記会計用語に親しみ、フリーランス個人事業者の具体的な帳簿を知るためamazon readingでゆるそうな本を無料で読破しました。面白かったです。(で、理解度は?)

さじ