ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

ハロワデハロー。

こんばんは、さじです。

 

会社を退職する時に、総務から保険やら退職手当やらの書類を渡されましたが退職後にこれとこれやってくださいねと丁寧に教えてくれました。その中に、ハローワークのお知らせもありまして、雇用保険、いわゆる失業保険の相談に行きました。これは未知の世界でしたので、正直なところちょっとワクワクしてたってのもあります。

 

行った時は比較的空いていたものの、それでも30分くらいは待たされたでしょうか。待っている間、置いてあるパンフレットやら壁一面に貼られたポスターやチラシを見て、やっぱり公的機関は印刷物が多いなあ、大したデザインじゃないのに儲かるんだろうなあ、需要はここかあなどと不謹慎にじろじろ。

 

驚いたのは、個人情報がうるさい現代で、隣の人の情報がダダ漏れに聞こえてきます。自分と同世代の彼は雇い止めにあったのか、などと要らぬ興味を引かれながら、逆に自分がこのご時勢に自己都合退職したのもバレバレ。コロナの影響かどうかを何度も聞くんですよね、今は。ここだけで2回は聞かれたかな。まあお互い知らない人だからいいけど知り合いだと気まずいだろうな。

 

そのついでに、聞きたいことがあって職業(求職)相談にも寄りました。こんにちはー、よろしくお願いしますー、と求職カードを出すと、あっ、と小さな声。なんと、子どもの同級生のお母さんが相談員として働いていました(笑)

 

こちらは、ん?見覚えのある。。って感覚ですが、昔役員やら司会やらやってたせいで顔が割れてまして、あちらはバッチリ覚えていたようです。やりにくいですよね、代わりましょうか?と聞かれましたが、いや全然、質問もしやすいしとそのまま相談してきました。

 

それにしてもそんな偶然あります?近所でもないですし、彼女以外に5、6人相談員がいたわけで、他の席はガラガラだったんです。こちらも真剣に失業してたら天を恨んだかもしれません(笑)。あ、そんなお仕事されてたんですねー、まあ希望通りはなかなかねー、なんて楽しく雑談してきました。(空いてたんで。)

 

後日、別件で何度か訪れましたが会うこともなく、かえって残念な気持ちになります。まあ、他の方も優しいし若い人も多くて、総合受付なんて都市銀行みたいに番号札を取って渡してくれるほどのサービス精神があって、ハローワークのイメージは少し変わりました。建物や中の見た目は職安のままですけども。

 

といった、まったく参考にならないハローワーク情報でした。あ、でもこの経験で得たことがひとつあります。

 

「ハロワにもきちんとした格好で行こう。」

 

お洒落してる人はいませんでしたが、誰に会うかわかりませんからね(笑)

 

さじ