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デザイナーのひねもす。

足して2で割れば仲良し?

雑記|姉弟の性格の違いで困ること

こんばんは、さじです。

先日店内を改装した回転寿司に行ったんですが、通された席が通路側でした。普通はボックス席はソファ型の固定ですよね。ところが通路側は動かせる椅子が3つ並ぶ。なんでだろ?と息子に言ったら、「車椅子が通せるようにじゃね?」と。よく見るとボックスの囲いの一部が開くようにできている。なるほど!!

車椅子ユーザーはボックス席を今まで使えなかったのかと知る。カウンター席で食べてるのを見たことはあったなあ、と思い出した。てか、息子がヤバイ。大人になったなあ。注:大人です。

娘と違い息子は周りをよく見ている。娘は学び派で、勉強したことや教えてもらったことの理解は早い。息子は画からの察知というか、視覚情報からの推測派。どちらも理論が破綻しやすいのは親譲りですが、それぞれの個性ってことでしょうか。ま、このふたり、仲悪いんで間に入ると非常に面倒です。

小さい頃は自分が中間をとって議論終了としてきました。どっちかを肩持つとドヤ顔になり、持たれなかった方はわかりやすくいじける。なんで、分の悪い方に「〇〇の時はそっちのがいい」の類のフォローが必要。それが例えば、パスタの具は何が一番か、みたいなどうでもいい議論でも。無駄に白熱。

お互いの特長を見下してるので、姉は「勉強しない弟」と言い、弟は「気配りしない姉」と言う。自分から見れば、息子は姉のような下地がない分、他人の心の内も気にしすぎなくらい自分の想像力でカバー。娘は気配りは下手だけど学んだことを社会へ、と感覚が壮大で献身的。どっちもその辺の子よりよほど人間出来てるよ、と親は思うのです。ふたりともいい子だし、足して二で割ったらつまんない。親馬鹿と思ってもらって構いません。

成人してからは流石に言い合いはしなくなったけど、ちょっとしたこと(映画の評価とか)でかち合うのは変わらない。互いの特長を合わせればより建設的な会話ができると思うのですが、それはちょいと失敗したかなあ、と反省してます。ふたりの関係を取り持つことをサボりましたからね。。だって凄いめんどくさいんだもん。

冒頭の話も、今度娘が帰ってきた時に話してやろうと思います。ちょっとは見直すかなあ。

しかし、今から仲良しにはならないだろうなー。まあいいや。

さじ