眼鏡を作りたいおばあさん。
日記|眼科のこぼれ話
こんばんは、さじです。
猛烈に目が痒いです。そう、ストレスから始まった目のできものが一度治まったのち、場所を移して悪化したので眼科に行ってまいりました。「ものもらいですね」って言われましたがはっきり言ってくれるのって珍しい。花粉症ですら病名を明確に告げない医師が最近多くないですか?
で、眼科なんてコンタクトレンズ処方くらいしか行かないので、診察でってのは2回目です。しかも今年に入り2回目。目が弱点なんだなあ。
前回はあまりにもヤブな眼科に行ってしまったので、今回は前にコンタクトレンズを作っていた町医者です。あれ、前にヤブの話しましたっけ?
下まぶたに出来てるのに上まぶたばかり見て、なんともなってないところを「腫れてますね」と言い切った海外の資格飾ってたヤブ医者です。なんだよ?まぶたがたるんでるとでも言いたいの?
「上じゃなくて下です」と教えてあげた上に、気まずそうに「マイボーム腺って言う…」とボソボソ説明するのを「そうなんですかーー(ネットで調べて予想ついてた)」とさも知らなかったかのように応対した大人の自分を褒めてほしい。
ま、それは置いといて、今回は間違いのない眼科医です。なぜ前回そこに行かなかったのか?混んでるんだよねえ。腕いいから。
さて、そちらもコロナの影響なのか以前より空いていました。診察室の前で待ってたら隣でおじいさんが眼科助手さん(?なんていうんだろ。眼鏡処方の資格持ってそうな人)と話してて。診察か検査中のおばあさんの眼鏡の話みたい。
おばあさんは見にくくなった眼鏡を作り直したいという。しかし糖尿病を患っていて、血糖値が高く作り直すのはやめた方がいいと助手さん。え、糖尿病と眼鏡って関係あんの?とダンボ耳を装着。
助手「酷い糖尿病だと血がドロドロしてるからね。目の奥って細かい血管がたくさん通ってるからドロドロした血だと流れが悪くなって霞んだり見にくくなったり。そうすると、せっかく眼鏡を作ってもちゃんと合わせられないからあんまり見えやすくはならないかもしれない。血糖値の数値がもう少し下がってからがいいと思う。先生にも相談しましょ!」
なるほどーー!なんと素人にわかりやすい説明。若干30歳(くらいに見えた)のお姉さんが教えてくれました。勝手に聞いてただけだけど。
お年寄りに限らず、こうゆう説明って難しい専門用語や聴き取りにくい言葉は避けるといいよね。姉さんベリーグッジョブです。おばあちゃん、血糖値下がるといいね。
まあ、眼科ってお年寄りが多いから慣れてるのかもしれませんが、世の中のサービス業の良いお手本だなーと思いました。知ったかぶりの横文字で論点も定まらないまま部下に指示をまくしたてる某社の営業部長は彼女の足の爪の垢でももらってほしい。そういや、ストレスの元になった相手ってそいつに酷似してんだよね。やなやつはどこにでもいるもんです。おっとそれてしまった。
そんな有意義な待ち時間を得られまして、「めんどくさいなー。でも目が痒いからなー」と行くのを渋ってた自分ですが来てよかった。
目?まあ薬ももらったしそのうち治ると思います。老化はしゃーないですね。
さじ