ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

「あ、もう実装されてます!」のweb案件。

裏話|サイト制作以外のwebのお仕事

こんばんは、さじです。

web案件というと普通思いつくのはホームページやwebサイトだと思います。こういう仕事は本業(というのかな?)のwebデザイナーがいたり、いつも頼んでいる制作会社に頼んだりするので、代理店から自分に来ることはほぼないです。一度コンペ出したけど多分落ちた。連絡ないからそろそろ請求だけしようかな。

自分が請け負うのはせいぜいランディングページ(一時的なリンク先)で、これもデザインだけで済ませてもらっています。コーディングはプロにおまかせ。

webデザインと印刷物の大きな違いは色と単位で、アクセシビリティの範囲とか、文字の大きさが印刷物より大きいとか、リンクや効果がつくとかの配慮は必要ですが、それでも凝ったことは求められないのでラクをさせてもらえてます。グローバルに怒られなければ割と自由にさせてもらえる(笑)

バナー広告は実はさほど来ない。データが軽いので自社内でなんとかしてるか(外資系はグローバルで先に英語版を作ってるので和訳するだけで済みそう)、それ相応のプロ(バナー広告に強いデザイナーやwebマーケティングに精通してる会社)の力量に頼った方が、より高度な戦略で活用できるんだと思います。中小企業はわかんないんですけど。

自分が請け負うもので多いのは、一枚画像やPDF納品物の制作です。web上で実装するPDFカタログやサイトのコンテンツ内に入れる一点ものの図版などは今発注が凄く多くて、作業環境がないと作るのが厳しいもの。専用の素材(ロゴやアイコン)も多いし、その企業に不慣れだと出来ないと思います。

これらをデザイナーが納品してから、いつ実装されるのかはあまり明確に知らされません。なので、修正指示来ないなー?と思ってたら「ちょっと間違えちゃったからココ直して!」と来て、既に実装されてたってこともよくある。印刷物とはこれが違いますね。いや、印刷物の場合は「今日入稿なんです!」が多いかもしれない。夕方に。

配信は固定のランディングページではリンクさえわかれば確認することも出来ますが、大きなイベントではアカウントを登録しないと見られないところやダウンロード資料などは問い合わせメールしないと落とせないところが多いです。なので基本見ない。

バナー広告に至っては、いつどこに現れるか誰にもわからない。何げなくYahooニュース見てたら運良く入ってきたときは、とりあえず一度は押す(笑)。するとしばらく現れやすくなるので、ふんふん楽しみます。スクショしたり。

あんまりないんですけど、企業の公式LINEのお友だちになっておくと、新しいイベントがあるときにお知らせが来ます。そこで、あ、配信された!と知ることも。なので、さまざまな企業様のお友だちになってはいますが、本業にはあまり興味ありません(笑)

手広く目に入りやすいweb案件ですが、スピード勝負ですね。「なるはや」に対応出来ないとやっていけません。形に残らない制作物はちょっと寂しい気もします。まあそんな時代です。

さじ