ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

広告代理店って何?。

こんばんは、さじです。

ちょっと寄り道です。
デザイナーをしているという話になると、広告代理店って、結局なんなの?と聞かれます。広告の代理というのがピンと来ないようです。

新聞社なら新聞を作る、印刷会社なら印刷をするとわかりやすい業務と違い、代理店ってどうゆうこと?と自分も昔は思っていました。

そもそも、広告の定義が広いんですよね。
世の中の様々な企業やお店が物を売る、サービスを売るためのことから社会貢献の非営利団体や政治家ではこんなことを目指しています、といった活動をPRすることも広告の範囲みたいです。

普通思いつくのは、折り込みチラシや雑誌など今でしたらスマホで画面を占領するバナーが一番身近ですかね。テレビCMなどもです。世に知らしめることが広告。

広告代理店の役目で最もわかりやすいのが、ある会社が、うちの会社の製品をもっと売りたい!と考えたとき。

チラシを作りたいなら印刷会社に直接頼めばいいですがチラシ?スマホ?中吊り広告?と思ったら自社で広告部門にあたる子会社でももたない限りどう売り出すのが良いのか、どこで制作すればいいのか判断できませんよね。

そういった相談に乗ってくれて、こんな方法もありますよ、このやり方がいいですよ、とアドバイスと提案と計画を遂行して手配してくれるのが広告代理店となります。

この広告代理店の営業活動によって生まれた業務のひとつが自分たちのような、印刷会社や制作会社のデザイナーに回ってきます。代理店によっては、デザイナーを抱えるところもいますが最近は営業だけの代理店も目立ってきました。

外注を駆使して、印刷を通販で、などでもサイクルが完成しますから、問題ないようです。そういった代理店から各業務の個人事務所へ仕事が振られるようになればもはや、中規模印刷会社は要らないのかも。。と少し怖い、現実的な近い未来の話。

DTP技術だけでなく、自分の出来ることを増やしてここに頼めばなんとかなる、と思ってもらえるような制作者でいれたらいいなあと思いつつwebと動画弄りと、ほぼ遊びの撮影とを身につけるのは間違ってないよねと自分を励まします(笑)。

さじ