ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

映画とゴミ。

こんばんは、さじです。

金曜ロードショーはついていればたまに観るくらいですが、いつだかのタイタニックとスタンドバイミーは懐かしシリーズでした。リクエスト特集とかで、視聴者の投票で決まってたんですね。

ところである時、物を壊す、壊れる映画が苦手だと気付きました。今思えば、子どもの頃からです。崩れる建物、吹き飛ばされる家、戦争ものもダメでした。怖いというよりも、物が壊れることの拒否感です。

虚飾の世界もそうだと、もちろん現実の世界でも物の破壊行為は好きでない。ストレス発散で皿や日用品を壊せるとかの店がありましたが、今もあるんでしょうか。テレビで見た時は嫌悪感が甚だしく、それを見て喜んでいたスタジオの芸能人には幻滅しました。壊す物が元々予定されている廃棄予定のものだとしても、物に対する敬いはないのか?と思っちゃたんですよね。まあ、テレビ上合わせていただけなのかもしれませんけどね。

で、タイタニック、スタンドバイミー、過去に観たものですとシンゴジラとかもですが、軒並み苦手分野です。タイタニックはまんま壊れるし、スタンドバイミーは不良たちの行い(ポストを壊したりとかね)、シンゴジラは街の破壊ですね。ちなみにエヴァンゲリオンは大丈夫なんです。ゲームのシューティングなんかも平気でバンバン撃って砕け散ると爽快。現実に存在する形ある物を壊さないでってことみたいです。わがままな。

割れたガラスのポットはゴミ袋で場所を食うので、ある程度粉砕してから出した方が良いのはわかっていてもできません。紙を破って捨てる、シュレッダーにかけるなども苦手ですが、これは長い年月で緩和されたものの、本当はすべて資源ゴミに出したい。使っていた物がゴミになることへの後ろめたさから来ているんでしょうか。映画の話に戻ると、撮影で壊された物の末路が浮かんでしまうのかも。

かといってCGでは興醒めですしどうしろとゆうの、ってことなんですが。まあ、名作を名作と受け取れない人間がいてもしょうがないですね。ちょっと言ってみたかっただけです(笑)。

さじ