ゆるっと広告業界

デザイナーのじたばた。

古い棚に眠る時代。

こんばんは、さじです。

 

デバイダーという、版下を作るときに使う道具を

開かずの引き出しから見つけました。

自分が使っていた物よりもだいぶ昔の物でしたが

形状は見覚えのある、コンパスみたいなものです。

先の針が2本とも鋭利なので、他に使い途もなく

しまってあったようです。

今の人はそんなもの知りませんので

これは何?と聞かれ、すらすら出て来る口に

昔を懐かしむスイッチが入りました。

年寄りくさいです。

 

デバイダーは行送りや字送りを計るときに

級数表とセットで使っていました。

級は文字の大きさで、8.5ptが12級だったかと。。

4級が1mm、1mmは0.28pt。。。

調べたら、だいたい合ってました(笑)。

昔は級や歯という、独特の単位があったので

名残で今のIllustratorInDesignにも

その単位が選べるようになっています。

文字の大きさや行送りに出るQとHがそれです。

 

版下を作る時は、台紙に文字やイラストを焼いた印画紙を

貼りこんでいきます。

のりの名前は忘れちゃいましたが

ハケで塗るタイプの半透明の貼り直しができるもので

写植の裏に塗って、カッターマットに仮貼りし

デザインカッターで必要な部分をカットして

台紙に移します。貼り絵みたいなものです。

 

先の曲がったピンセットで切った写植の文をつかむのですが

うっかり文字を傷つけると印刷に出ちゃうので

黒ペンで欠けた部分を修理することになります。

写植屋さんの機械の不備で、欠けたまま印字された写植も

同様に修理してたのを思い出しました。

 

こんなことばかり覚えていて

昨日調べたフリー画像のサイトの名前はすぐ忘れます。

記憶は古く刷り込まれたものの方が

鮮やかに蘇りやすいですね(笑)。

 

さじ