ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

美しい曲線。

こんばんは、さじです。

 

絵を描くときや図のトレースなどでは

Illustratorではベジェ曲線を使いますが

慣れていない人には使いづらいようです。

こればかりは実践で慣れていくものなので

人に教えられない技術のひとつかもしれません。

 

と、急になぜこんなのを書いたのかと申しますと

昨日、会社で別のことを調べていた際に

bスプライン曲線という、ベジェとは違う点の打ち方を

見かけたのです。

自分がIllustratorで身につけたのは

点から伸ばすハンドルの長さと角度で描くベジェ曲線です。

カーブはそうやって描くものだと思い込んでいました。

が、たまたま目についたアプリケーションに

bスプラインを使った曲線描写機能があり

これは誰にでも使えて良いなあ、と関心が行き

当初の調べ物を忘れてしまいました(笑)。

 

bスプラインは、点を一定の間隔で打ったものが

自動的にカーブを描くようなイメージです。

点上を通らず、点と点の辺の中心に向かって曲線がつきます。

なんらかの計算が行われているのでしょうが

説明書きを読んでもよくわからなかったので省略します。

ともかく、自分の技術の如何を問わず、

点、点、点、と描きたいカーブを点だけで描けることに

非常に驚きました。

 

Illustratorに実装されたら便利だなあと思いましたが

ベジェを使うことに慣れたイラレユーザーには

自分の意思通りに使えるベジェの方が

使いやすいと思うのかもです。

逆に慣れてない人には、ビヨーンってなるベジェよりも

そちらの方が使いやすいかもです(笑)。

 

マシンがさらにパワーアップしたら

いずれ追加されるかな?と期待します。

現在では、Illustratorのライバルの

coreIDRAWというアプリケーションで

この方式が採用されてるようです。

ベジェと両方使えるみたいです。

https://www.coreldraw.com/jp/

 

ちなみに、版下世代が常用していたのは雲型定規です。

一般的には知ってる人、少ないかもです。

あらゆるカーブがついた定規で、

雲の形のような不規則な曲線で出来ています。

これを使ってロゴやパターンを台紙に描いていました。

可愛い形状ですが、流石に使わなくなり、

でも捨てられずに家のどこかにしまってあります。

他に使い途のない道具ですけれども

思い出の品です。

 

さじ