ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

盗っ人とアヒル。

こんばんは、さじです。

 

2020年という、ちょっとキリの良い一年の始まりです。

令和2年でもあります。

2の数字から、今年の流行はアヒル

になるかもです。

 

昔、川にアヒルが放し飼いされていると聞いて

ヒルに会いに行きました。

人馴れしていませんが、10羽くらいが浅瀬に居て

真っ白な可愛い顔をプルプルさせています。

同じ頃、アオサギが川に飛来してきました。

寒くなると数週間滞在し、いつの間にか旅立っています。

 

実は、アオサギと知ったのはのちのちになります。

初めて見たときは、細すぎる顔と首、

背骨がすっと伸びていて、なんだあの生き物は?と

噂になりました。

フラミンゴを姿勢良くした感じ、で伝わるでしょうか。

ともかく、なんだか知らない生き物が川にいることに

ワクワクした記憶です。

 

ヒルは浅瀬近く、アオサギは中洲に

それぞれ陣取っています。

餌をやらないように、と看板にありますので

愛でて楽しむだけの見物です。

ヒルはグワグワ鳴きながら川底の何かを食べています。

アオサギは眠っているのか、身じろぎせず直立。

たまに、カラスがやってきますが集団には近づきません。

ヒルアオサギ、カラス、と揃うと

ここは本当に東京なのか?と思うほどのどかな風景です。

 

鳥は全般的に、シャッター音が嫌いです。

レンズに反射する日光や、ピピッという電子音も。

鳥のカメラマンの方なら上手に抑えるのでしょうが

素人には難しく、たいてい驚かせてしまいます。

遠目に撮りますと、いったい何を撮ったのかという

下手くそな写真になり、ガッカリします。

 

先述のアヒルですが、撮影に行こうと思っていた矢先、

放し飼いから1ヶ月もせずにどうやら盗まれたようです。

看板には外国語の警告の紙。もしかして。。

連れて行かれたアヒルたちの行く末は不明ですが

可愛らしいと見えるのは動物と見るからで

食材としても魅力があったのかもしれません。。

 

シラサギとカラスのように中洲にいたらよかったのに、と

避けられた災難をアヒルに諭すのは無茶な話です。

盗んじゃダメと教わらなかった人間の悪しき行動は

お天道様が見てますよ。

ヒルの代わりに成敗してくれることを願います。

 

新年早々、なんだかまとまらない記事に。。

きっと酒のせいです(笑)。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さじ