ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

サトウさん、来年もお世話になります。

こんばんは、さじです。

 

料理の記事はいつも味気ない自分ですが

なんと、毎年おせちを用意します。意外ですね。

なぜ料理が嫌いなのに作るのか。

正月くらい料理しないで過ごしたい。

おせちは手抜きのための準備です。

特に嬉しいのが、スーパーに山と盛られたおせちの具材。

伊達巻、蒲鉾。切って詰めるだけ。

数の子、昆布巻き、栗きんとん。詰めるだけ。

煮しめは鍋で煮るだけのチルドがあります。

なます。漬け物。出来たのが売ってます。

なんて幸せな伝統料理。

 

今、詰めてあるのを買ってきた方が簡単でしょう、と

思いましたか。

買ってきたもので人気がなくて

ゴミになるのが嫌なのですよね。食べ物は大事に。

そんな理由で、自分のセレクトは

好きなもの、売れるものだけを詰める、という

手製折が毎年完成します。評判いいです(笑)。

 

漫画「動物のお医者さん」の中で獣医大生の主人公は

一緒に暮らす祖母とおせちを作りながら思います。

おせちには日頃料理をする者に対して

正月くらいゆっくりさせてあげよう、という意味と

正月ゆっくりしたいなら年末に倍働け、という意味の

2つの意図を感じる。

共感です。倍働き、正月はゆっくりします。

 

手作りが美味しいという幻想は10年前に捨てました。

メーカー品で問題ありません。

毒々しい色の甘すぎる伊達巻も美味しいし

数の子の塩抜きはプロのが上手。

餅はつきたてが美味しいけれども餅つき機は高すぎるので

サトウさんについてもらいます。

 

そのような訳で、夕飯の蕎麦を茹でながら

明日丸一日かけて食べるメニューを

せっせと準備しました。

飽きたとき用のインスタントラーメン、レトルトカレー

トースターでチンのピザも完備してます。

堕落の準備は整いました。

 

見栄えが良く、好きな分だけ食べられるシステム。

特別メニューに蟹やサーモンを出しても

全く出ないミスマッチ感。

お正月限定の公認手抜きメニューは

いつもより出費が伴う、これ以外は

自分的にウェルカムです。

 

自分は餅ではなく、年越しの鐘をつきに行きます。

お詣りが済んだら、お神酒を頂いて住職と立ち話し、

新年の訪れを静かに祝ってまいります。

 

ブログを読んでくださる皆さまにも感謝を込めて。

良いお年を。

 

さじ