しあわせを思い出す映画。
こんばんは、さじです。
今日はお休みなので映画の話です。
映画館が苦手なもので、自宅鑑賞専門です。
amazon prime に毎月支払ってますので
prime videoで月に1、2本楽しみます。
昔の映画が多くかなり隙間趣味なので
当たり外れが大きすぎて
これは!というものは最近ありません(笑)。
なので、ここは鉄板の著名作からひとつ。
スティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」が原作です。冤罪で刑務所に入れられた銀行マンの主人公が、その頭脳を生かして塀の中を生き抜き、脱走を謀る名作です。塀の中で主人公と出会った唯一の友人が語り口となり、汚れた狭い世界を丁寧に描写しています。目を覆いたくなるディープな場面もありますが、全編を通して重厚なテーマを平易なセリフで表現し、爽快なラストシーンは心に強く響きます。
こちらは、原作を先に読んでから観ましたので
正直期待はしていなかったのですが
原作のイメージを壊すことなくかつ
友人の語りとした手法が映画を引き立てます。
何よりも力のある俳優たちの深い演技が嫌味がなく
ストーリーに集中できます。
たまに挿入される刑務所内での温かい出来事や
人間の繋がりって良いなあと思わせるシーンなども
テンポが良く楽しむことが出来ます。
明るい話ではないので、しあわせなときよりは
少し落ち込んだとき、ついてないなあと思ったときに
ひとりで観るのをおすすめします。
屋根の上のビールのシーンがお気に入りです。(笑)。
さじ