ゆるっと広告業界

デザイナーのじたばた。

真の自分を受け入れるまでを描く映画。

こんばんは、さじです。

映画カテゴリは自分のアタリ映画だけ書いています。超お久しぶりです。
ゴールデンウィーク中に一本はAmazonプライムで映画を観ておこうと物色してました。アプリのホームをサラサラ観ていたら、音楽コーナー(?)を見かけて、ライブ映像やドキュメンタリーでもいいなーと選んでいたところ、Amazonオリジナルの映画が目につきました。

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サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜

あらすじ

2020年アメリカ、主演リズ・アーメッド。メタルバンドのドラマー、ルーベンはボーカルで恋人のルーとトレーラーハウスで満たされた生活を送っていた。ある日仕事中に耳が聞こえないことがたびたび起こる。医者には回復の見込みはなく失聴すると診断されてしまう。

感想

自分も耳があまり良くないから気になったんだと思います。注意書きに「薬物、性的なコンテンツ、暴言、暴力」などの警告があったので重いテーマを覚悟して見始めましたが全く抑えられた内容でした。主演を務めたリズ・アーメッドが凄く良いですね。強くて脆くて。。響きます。

ルーベンとルーの幸せな日常から始まります。音楽に生きる人間が聴覚を失うというやるせなさ。突発性難聴の映画はあまり無いと思いますが、難聴の音の聞こえ方や終盤の「音」表現にはこだわりを感じました。きっとリアルなんでしょうね。

主人公ルーベンと恋人との関係性や、恋人が抱える問題、二人の間にある危うさ、身を寄せた支援コミュニティでほぐれてゆく心と諦めきれない希望。と、ゆっくり進んでいくストーリー展開ですが過不足の無いバランスが上手くて脚本も良かった。

主人公にドラッグ依存の過去があり、メタルバンドのドラマーという先入観から、自分の未来に絶望し苦しむ暗いストーリーなのでは。。と予想していたので、主人公も含め温かく穏やかな人間が多く、少々拍子抜けしたほどです。ろう者の社会進出を拒むことへの問題提起メッセージがあるのだろうと勝手に思っていたのがいけなかった。こじつけの教育的な映画よりよほどリアリティがあります。派手な演出や奇抜なキャストがこれ見よがしにないのに序盤から引き込まれる。

以下ネタバレを含むので構わない方はクリック。

話もキャストも凄く良かったので掘り出し物だなと思ったらけっこう有名な映画だったようです。アカデミー賞ノミネート作品、編集賞と音響賞とってました。(Wikipediaより)

自分の場合、もし目が見えなくなったらどう生きていこう?と考えました。ミュージシャンに音が欠かせないのと同じで、デザイナーには目。明日、来週、来年、何が起こるかわからない。自らの運命を受け入れるとはどんなことなのか。テーマの根底にはそんな問いかけもあったと思います。

さじ

謝辞:毎度どうもでございます。(ごくごくお手軽に記事の一部を隠し、クリックで表示する方法【JavaScript】 - Little Strange Software