ゆるっと広告業界

デザイナーのじたばた。

1メートル先のカモメ。

こんばんは、さじです。

お題で高校の話を書いてたら色々湧き出しました。ちょっと恥ずかしくなったので先にこっち出しますね。高校へは電車を使ってたんですが、とある先輩の話。

スラっとした後ろ姿でいつもホームの先頭にいるので、1メートル後ろに並んでました。白いリュックが似合う。天然の茶髪で緩やかなウェーブ、背が高くて遠目でも目立つ印象。いつも参考書を見てましたね。受験生。派手な感じはなくて無表情なカモメみたいな。カモメ先輩としておきます。

同じ高校なのは知ってましたが、後から同じ棟にいるのを知りました。自分の友人がバンドをやってまして、カモメ先輩のつるむメンバーにバンドの先輩がいて、よく視界に入る。目立つんだもん。

バンド先輩とはたまに喋ってましたが、カモメ先輩はニコニコするくらい。二学年も違うとなかなかね。一度ひょんなこと(死語ですね。笑)でカモメ先輩とごはんを食べました。サンドイッチを残してたのを覚えてます。細い手首に大きな時計をしてて、自分は食べながらそれ見てました。受験の話とか、進路の話とかしたんだった。しかしカモメ先輩の浪人が決まり、卒業後は疎遠に。たまに友人からバンド先輩の近況を聞くくらい。

その後一年経ち、自分も受験生(という名の人生の夏休み。受験しなかったので。)に。高校最後の文化祭は、受験組以外が中心になって縁日(だったと思う。。?)の準備に勤しみました。ちょうど部活も引退したあとで暇だったしね。

外部からの来校者も多くて、当日は浮かれてました。最後の文化祭ってことで弾けていたのもある。そんななか、バンド先輩とカモメ先輩が訪ねてきた。先輩たちの教室が同じだったんだよね。

カモメ先輩、結局一浪しても希望の大学には受からず別の大学に入ってました。「せっかく遊ぶの我慢して浪人したのにねー」とカモメ顔の細い目をさらに細め、意味ありげに笑ってくる。あれ、好きだったの伝わってた?(笑)

バンド先輩が写真撮ろうよ、と写ルンです(使い捨てカメラね)をバンド友人から奪い、3人で収まりました。当時の写真、まだ残ってますが完全に舞い上がってますね。ヘラヘラしてる。

ま、だからってその後良い仲になったとかゆうわけでもなく(他に付き合ってた人がいてね。)カモメ先輩とはそれきりだったんですが、ちょっと上手く歯車が噛み合わなかったのがほろ苦い。カモメ先輩も好きだったんじゃねえの?なんちって(笑)

制服に白いリュックを見ると未だに思い出してたりしてね。元気だろうか。

さじ