ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

デザイナーとタクシードライバー。

雑記|確定申告とインボイスその後

こんばんは、さじです。

デザイナーの場合、確定申告は還付申告なことが多いので、通常の確定申告よりも早く受付してもらえます。昨年は確か開始の直前に、今年もその頃にと思ってたんですが、イベントが入り延び延びに。しかしギリギリ2月中に終えられました。デスクの脇に積んであった諸々の書類も本棚に戻されスッキリ。自分は仕入れがないから少ない方だと思うけど、小売の事業者なんかは大変ですね。がんばってくださいね。

さて、インボイスですが。昨年から尋ね続けた結果、主要代理店からは「これまで通りで!」との話にまとまりました。代理店の方でクライアントに上乗せ請求しようで落ち着いたんだと思います。ま、外注のしょぼい金額のしょぼい消費税分を経費にできない程度で代替えデザイナーを探すのがめんどくさかったんじゃないかなと思う(笑)

別の制作会社ではそういやあそうね?で終わった。そちらはほとんど受けていないので、切られるのかなあ、まあいいかー、ってなってます。たまの急ぎ案件のためだけにわざわざ言ってこない気もする。いずれにしても「インボイス事業者にはなっていません」ののぼりを背負うスタイルでまいります。でも、そこつつかれても値下げはしません(笑)

インボイス反対運動は正直、一歩引いた目で見ておりまして。廃業の危機を盾に一部の業界が訴えるのもわかるんだけど、本当の問題は発注する側だと思うから全面的に応援できない。じゃあこの分野はインボイス除外します、みたいに分けるのも反対です。国もね、時限措置ででも最初(消費税導入時)からやっとくべきだったんじゃないの?と思う。確実に後回しにして自分の在籍期間はなあなあにしようの体質が透けて見えます。万一今さら中止しても火種を残すだけです。

フリーランスのデザイナーやクリエイターはまだしも、この前知ったのが個人タクシーの話。これは辛いな。。と思った。インボイスを発行出来ないと乗車してもらえないことになるかもって。そうだよね、客が経費で使うなら免税事業者の個人タクシーではなくタクシー会社じゃないとインボイス付きの領収書がもらえない。タクシー会社より不利になる。付加価値をつけられない分、クリエイターより大変じゃんって思った。去年、飲み会の帰りが深夜の時に使ったタクシーのおじさん大丈夫かなあ。

自分も一旦棚上げしちゃった免税事業者なのですが時期を見て登録しようと思っています。なんでわざわざ消費税納めるの?と思いますよね。狭めることになるんじゃないかなーというモヤモヤ感がずっとある。例えば、何か良い話があった時、インボイス登録事業者じゃないことで撤回になるかもしれない。試しに使ってみようと新規の制作会社やクライアントが発注しずらい。といったことを回避したい。下請けとして関係者とは対等に取引したい。個人タクシー同様、提供できるサービスのレベルが同じなのに不利になるのは嫌だよね。

どっちにしろ売上が増えれば法人化も視野に入ってくるし、もしかしたら消費税納税1000万の壁を超えるかもしれないし!?なんちってw

その昔、人様の立ち上げた会社に散々不服を持っていたわけですが、いずれその苦労がわかる時が来るのかもしれませんね。という願望(笑)

さじ