ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

iPad ProでPhotoshopアプリを使う。

iPad|切り抜きなどの加工と保存

こんばんは、さじです。

iPad Proを仕事で使いたいデザイナーです。前回は主に開封とファーストインプレッションでした。では、早速本題のiPadAdobe Photoshopアプリを使ってみます。

Adobe CCダウンロード

iPadApp Storeから iPadAdobe CCをダウンロードし開き、Adobeアカウントを連携。これを拠点に各種アプリを落としていくのが手っ取り早いようです。Adobe CC画面では落とすことのできるアプリ一覧が出るので、使うものを順次ダウンロードしていきます。

インストール済みのAcrobatPhotoshop(上)とこれからインストールするIllustrator(右)

Photoshopダウンロード

操作

ダウンロード後、画像を適当に読み込んでテストしました。MacBookだとデスクトップやダウンロードフォルダからですが、iPadでは写真アプリに保管されたものを読み込むような感じ。Magic Keyboardにくっついてると見た目はパソコンですが、やはりモバイルなんだなあと思いました。

このiPadPhotoshopは、作業したファイルはAdobeクラウドドキュメントとして保存されます。先ほど「読み込む」と書きましたが「Adobeクラウドへ保存する」ということのようです。常に同期されているわけでもなく、10分ごと、または閉じる時にクラウドのファイルが上書きされていきます。加工するとどんどん重たくなるものですが、iPadのストレージは食わなくて済むってことですかね。

機能

基本的な機能は取り揃っていますが、なんせUIがパソコン版と違うので少々戸惑いました。仕事では切り抜きが一番使うので、それに伴うレイヤーや自動選択ツール、マスクなどはバッチリ。

一点、よく画質をごまかす(入手できた低画質画像を高画質っぽく見せる)ためにノイズ除去をかけるのですが、これが見つからない。

フィルターは今のところぼかし一択?

フィルターの効果などは「まだ対応していません」と出るので、ゆくゆくはの機能なんだと思います。しかし重くなるだろうしiPadにはどうなんだろう。

webで使う分にはぼかしたり色味の調整でごまかすのが今のところベターのようです。

試しに切り抜き加工をしてみたところ、ペンタブと違い画像画面に直接触れるので断然使いやすい。細かな部分や曲線などMacBookトラックパッドを星1とすると、マウスが星2、ペンタブで星3、Apple Pencilは星5、と上々の感触。

では、実際の作業を想定して、どうiPadを使うかシミュレーションがてら試したのですが。

作業シミュレーション

  1. 画像の自動処理 クライアントから支給されたjpeg 画像をMacBookPhotoshopドロップレットで解像度とカラーを変更、PSDファイルに変換。
  2. Adobeクラウドに保存。
  3. iPadPhotoshopで読み出して作業
  4. MacBookのPSDファイルをクラウドのファイルに同期。
  5. 自動処理フォルダから各案件フォルダに移動。

めんどくさいなw

クラウドドキュメントで全て完結させるならばスムーズなのかも。古い慣習のデスクトップ作業も見直すべきなのかもしれない。。

現時点では、パソコン版Photoshopが使える場合は、何もがんばってアプリを使う必要はない、という結論に着地しました。わかってた(笑)

じゃ、どう使うんだって例えばだけど。切り抜き加工作業を外注代わりに身内に頼むとか。。機能が少ない分、誰でも使えそう。チラッ。

ということで、アプリはこのへんにしておいて、PhotoshopiPadサイドカー画面で使う、すなわちiPadを液タブとして使用することにシフトしましたのでその様子を次回お伝えします。

さじ