ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

蕎麦を茹でながら。

こんばんは、さじです。

 

今年はなんだか非現実で

半径1km以内でほとんどの時間を過ごしました。

その代わりに、ブログやTwitterで出会った方々の

それぞれの小さな世界を覗き見して

過去、これまでにない世界の広さを感じながら

過ごしてきました。

 

自分が生活する小さなコミュニティには

東京の片隅に息づく安心できる空間があり

それを否定もしないし幸せではあるけれども

下手をすると惰性で生きることにもなるような

そんな失速感がありました。

 

何かを始めたい、何かをしたいときに

でもそれは、難しいんじゃない?なんて

リアルな世界では自分を知っていることによって

助言したり忠告したり、現実から離れられない。

生活や自分の性格や、心の中を踏まえてくれるのは

とってもありがたいことではあるけれども、

夢を見たり挑戦したいことに、単に誰かに

それはいいね、面白いねと言ってもらえるのが

SNSなんかの良いところだなあと思うのです。

 

自分をあまり知らない人の

ある意味無責任なコメントに喜びを感じたり

そうだねと同調してくれたことに感謝するのは

ブログを始めるまで知らなかったです。

なるほどね、これを求めていたのかな?

これ聞いて!これ知ってる?こう思ったんだよね。

誰でもいいけどあまり自分を知らない人に

何らかの形で問いかけたかったみたいです。

 

今年はコロナのせいで現実では閉じた空間でしたが

バーチャルな世界でのたくさんの方との出会いが

閉じた世界から引っ張り出してくれました。

 

さて、蕎麦でも食べましょうか。

来年も細く長く、伝えていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

良いお年を。

 

さじ