こんばんは、さじです。
器官とか臓器なんて、医学に興味がないと
その仕組みも機能も知らないものです。
かといえば、名も知らない臓器のおかげで
自分の体が勝手に動いているのが不思議ですよね。
無くなってから気づく大事なものです。
たとえば、自分が視力を失ったら
まず、今の仕事も出来ない恐怖がありますが
音を失ったなら生活の楽しさも
だいぶ減ってしまいます。
生まれつき聴こえなかった子どもが
手術して初めてお母さんの声を聞いたときの
半分泣いているような笑顔を見たら
音が聞こえる、目が見えるってことは
とても幸せなことなんだと思い出すわけです。
人間の新しい臓器(器官)がこのほど
研究者により発見されたとのニュースを見ました。
これまで、誰にも気づかれないで勝手に働いていた
人体の機能の一つが存在を知られたそうです。
CT、MRIなどでこれまで映らなかった臓器を
とある研究者が気づきました。
PET CT、なんてのも聞いたことはありますね。
PSMA PET-CTという技術で撮影された臨床画像に
見慣れない映り込んだ臓器を調べたら
これまで知られていないものだったとか。
医学書に新しい臓器として載るようですが
まだ見つかっていない体の臓器があったことに
驚きます。他にもまだあるんでしょうかね?
今回のは、鼻と喉の間にある乾きを潤す働きをする
唾液腺の類だということです。
唾液腺は放射線で壊れやすいそうで、
今まで知られていなかったということは
知らずに放射線治療などでダメージを受けて
機能しなくなった方もいたはずです。
放射線治療後に喉が乾燥しやすくなったとか
唾液が出にくくなった、なんて症状が
実はこの器官を失っていたせいなのかもですね。
身の回りの家電やパソコンなんかを
何もしてないけど、壊れた!と訴えるときは
大抵、何かをやらかしてるものですが
人体にもまだそんなことがあるんだなあ。
研究者、技師さんあっぱれ、と同時に
そんなスキャン技術を進化させた
技術者、開発者も凄い、お見事です。
自分にはわからないことを
それぞれの専門の方が研究してくれる。
プロフェッショナルってそうゆうことですね。
自分は何をもたらせるでしょう。
人体の神秘じゃないことは確かです(笑)。
さじ