ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

副業の税金とか、保険とか。

こんばんは、さじです。

仕事用に個人の新しい銀行口座を作るついでに副業に関する税金や経費のことを調べておりました。始め、ネットで調べていたのですがなんかわかりにくい。。やっぱり紙の本がいいな、ということで本屋へ。

起業や独立向けの税金の本はたくさんありますが副業のときはいったいどういう仕組みになるのか。どストライクな本ではありませんがこちらが業務的に近いかなあと買ってきました。

内容がゆる系漫画なのはご愛嬌。非常に読みやすい。お金に疎いデザイナーにはぴったりです。フリーランスの漫画家になった、という前提でクリエイティブ業を得意とする日芸卒の税理士さんによってお金のことが詳しく書いてあります。

会社員ですとお金の支払いはすべて会社任せですが副業で収入を得た場合、それにかかる税金は確定申告。最後に確定申告したのは年の途中で転職したときです。2箇所からの収入てやつです。その前の外注時代は経費で悩んだ記憶。本ではクリエイティブ系の経費についてもボーダーラインを示してくれてましたので参考にしたいと思います。

また、今回初めて知ったのが保険について。完全フリーランスになった場合保険は国民健康保険だとばかり思っていました。どうやら、日本グラフィックデザイナー協会などの決まった組織に入れば文芸美術国民健康保険というところに入れてもらえるようです。

協会の年会費は支払う必要がありそうですが月3000円の協会費と月19600円の一律保険料です。国保は年収230万でこのくらいですのでそれ以上稼げるなら切り替えた方が断然お得ですね。備忘録としてふせん貼りました(笑)。

社会保険を会社のもので賄っておくとして副業で得た収入分、社会保険の支払い額が上がるのでは?と思ってネットで調べました。大丈夫みたい。。?副業先がアルバイトやパートなどの給与形態で保険に入らなければならないところでなければ特別な届出も不要。支払い額算出も会社の給与からのみ。要するに、副業でどんなに稼いでも保険料は据え置き。ということは。。

保険を外されないギリギリのラインで会社勤務して(例えば、パートで週4日勤務や時短勤務)自宅で副業の時間を確保する、というのも効率的?賞与や有給の兼ね合いも含めて一考の価値がありそうです。会社からそれが許されるくらいに価値のある人間になっていなければなりませんね(笑)。

他にも、節税のコツ、税金の仕組み、確定申告などフリーランス向け情報が盛りだくさんでしたのでツボを得た本だなあと感心してしまいました。漫画だけあって、1、2時間程で読破できます。副業というか、副収入が今、流行り?ですから会社勤務+副業の人のお金の本もこれから増えそうです。アンテナを広く張って、賢く節税したいと思います。

さじ