ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

マニュアル制作が終了しました。

こんばんは、さじです。

かなり前から、300ページもののマニュアル制作の依頼がありこつこつと作業してきましたが、先日校了を迎え、納品できました。依頼を受けてから他の代理店からのイベント関連案件が激増し、正直かなりつらかったです。ページ単価で行くと、イベント関連依頼のおよそ3分の1。ただ、ページ数を稼げますし、この1本の仕事だけでも部の月の制作費売り上げの半分に行きますので、決して悪くないお話ではありました。ふと、自分の給与と照らし合わせると複雑な気分。。。フリーランスでまるっと受注したら美味しい仕事だなあとよぎりますがそこは会社所属の運命と割り切ります。

医療機器のマニュアルだったので内容が難しく、苦労しました。マニュアル制作はデザイン業務と違い、編集に近いものになります。原稿ではここまで入れることになってるけどここで改ページしてもいいよね、この画像を隣に配置しないと意味通じないな、など技術の方の意図を読みながら制作していきます。

デザイン処理は表紙と全体のトータルイメージのみとなり開始直後はサクサクいけますが、しばらく進めているともうこのデザイン飽きた。。。となりました。やってもやっても終わらない、かつての旅行ガイドブック制作がフラッシュバッグ。いや、あれよりはマシ、あれ納期厳しかったからもっとつらかった、と言い聞かせて半分を超えたところでハイ状態、機械化する自分を俯瞰して眺める感じになりました。

今回はpdf納品でしたので、今後1年はちょこまかと修正のたびに版を重ねることになりそうですが、終わったときの達成感はいいですね(笑)。が、しばらくページ物はお休みしたい気分です。

さじ