ゆるっと広告業界

デザイナーのあれこれ。

挨拶状制作と角丸、穴あき。

こんばんは、さじです。

 

最近、印刷関連の内容が著しく減ってましたので

時期的にも真面目に、新人デザイナーさんや

広報担当者へ向けた記事を増やしていきます。

 

毎年このくらいの時期になりますと

さまざまな案内状が増えてまいります。

webやメールが一般化しても

案内状はまだまだ健在なのですね。

多いのは支店の合併や統合、また、支店長の交代などで

毎回同じテンプレートを書き換えるだけの

非常に単純な作業です。

 

注意点としては、時候の挨拶が配達日に合うか。

制作時は2月初めでも、到着が2月終わりだと

それだけで使うべき言葉が変わります。

例えば、立春の候は2月初旬用です。

以前、北海道支店の移転で2月の立春にしましたら

立春とはいえ、北海道はまだまだ寒いから

厳寒にしたいと申し出を受けたことがあります。

地域によっても配慮が必要なんだなあと

勉強になりました。

 

名前や住所、電話番号の誤植は厳禁です。

お客様に届いてしまい、クレームがクライアントに

行ってしまっては挨拶状としての出鼻を挫かれます。

クライアントの校了の前に念のため

郵便番号や住所の地名のミスはないか、

ビルの名前に旧字使用が必要ないかなどを

クライアント任せにせず自分でも調べておくと

まさかの刷り直しを回避できます。

 

カードや招待状、移転案内状などは

少し厚い紙を使います。

封筒に入れるため、紙の角丸加工が一般的です。

入稿データには角丸の半径を追記しておきます。

半径が2mmならR=2mm、3mmならR=3mmで

印刷会社なら伝わります。

 

ついでに、穴あき加工の指定も触れておきます。

こちらは、半径5mmならφ5mm、というふうに追記。

φは「ふぁい」と読みます。文字変換で出ます。

開けたい位置と大きさを別レイヤーで作って

入稿データ上では目隠ししておきます。

誤って印刷されないようにです。

天から何mm、ノドから何mmを追記しておくとより確実。

穴あけ機は印刷とは別の機械ですので

現場に伝わるように目隠しを外した確認用pdfを

入稿データと一緒に印刷会社に渡します。

 

たぶん無くならないであろう印刷物のお仕事です。

もしかしたら、これくらいなら自社内で作って

制作費を削りたい企業もいるかもです。

が、印刷会社のDTPはただ文字を入れたのではなく

ちょっとの字間の空きや文字揃えなど

小さな技術と配慮を駆使してますので

大切なご案内状は、プロにお任せくださいね(笑)。

 

さじ