ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

チケットは運と根性。

音楽|1990年頃のライブチケットの取り方

こんばんは、さじです。

学生の頃、ライブのチケットというと電話でした。携帯電話の普及前ですから、固定電話か公衆電話です。発売開始時間にスタンバイし、チケットぴあに電話します。もちろん一度で繋がるなんてことはないので、ひたっすら!かける。かけまくる。

埼玉での国内アーティストは友人と駅の公衆電話でかけました。東京ドームの海外アーティストの時は家の電話。学校の都合なだけで、かかりやすさに違いはありません。てゆうか、電話でチケットって。凄いよね、今思えば。

地元のクラシックコンサートは主催へ申し込み。これも結構な人気らしく油断してたら売り切れました。いずれも抽選ではなく先着順で、いかにタイミングよく、根気良く電話できるかってことです。

電話以外にも、チケット屋に並ぶってのもありました。始発の到着ホームから走り、大宮ダイエーのコンコースに並んだ記憶がうっすらある。徹夜組もいた。何のチケットだったか憶えてなくて、付き合いだったのかもしれません。

と、つらつら何を書いてるのかと言いますと、チケットは昔から「運と根性」だなって。

とあるアーティストのチケットの抽選が当たりました。結果の通知を見る前にGmailのカレンダー連携が作動しており、「へ?」。メール読めるの?とそっちのが驚いてしまった。やった!!!と喜ぶタイミングが30秒ズレると、感情が迷子になる。喜ぶとこだよ。や、やったよ〜。

今のチケットの取り方はチケットサイトでの抽選申込。ぴあ、ローチケが主流なんでしょうか?ぴあの実店舗がなくなったのも初めて知る。

「チケットぴあステーション」、「チケットぴあスポット」のチケットぴあ店舗は2021年6月末をもって運営終了いたしました
長年ご愛顧いただき、 誠にありがとうございました

チケットぴあ店舗は、1984年の「チケットぴあ」スタートと同時にオープンしました。
多い時には全国に600店以上を展開し、人気チケットの発売時には前日の夜から店舗前に長い行列ができる光景も各地で見られ、多くのエンタテインメントファンの皆さまにご利用いただいたおかげで、チケットぴあのサービスを象徴する存在となりました。

2021年6月末 ぴあ店舗運営終了のお知らせより引用)

なんか泣ける。この時代を一緒に過ごしたのです。

という感傷もありで、今回はぴあのネット販売にしました。チケットも紙やデジタル、受け取り方法や決済も様々で訳分からんことになりかけた。1時間かけて仕組みを読み解き、申込できた時にはどっと疲れが。これってお年寄りは取りにくいよね。。自分もあと10年したら面倒でやらないかもしれない。いつの時代もチケットは根性が必要。

60歳前にもう一度行きたいなーってのが叶って嬉しい。さて、セブンでお金も払いました。誰誘おうw

さじ