ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

欲望のままに。

こんばんは、さじです。

動画の勉強にまで手を出して夢中になっている自分ですが、学びの楽しさや面白さに気づいたのは大人になってからです。

子どものときは半強制的にせざるを得なかっただけで授業もなんとなく聞いている、くらいのゆるーい毎日を送っていたものです。

そんなのんびりやっていたので脳味噌の筋トレが発達しなかったのは今になって子どもの頃の自分をぶん殴ってやりたいところですが、そこそこ勉強して、そこそこ得意分野があって、そこそこ楽しいティーンエイジャーを送っていました。

大人になり、自ら学ばなくてはいけない状況になります。就職して1年経った頃のことです。当時は、版下全盛期。手作業の切り貼り技術がこなれてカラーチャートが頭に入ったところです。

ある日、自分のデスクの横にどん、とMacが置かれました。OA機器の出入り業者と、先輩デザイナーがいます。これ、よろしくね、と言います。マニュアルを数冊、はい!と渡されます。DTPとの出会いは突然に。社内で誰一人使ったことのない、Macintosh降臨です。

アプリケーションを立ち上げ、こんな感じ、とOA氏は実演します。10分程度でしょうか。じゃ、あとは使ってみてください、と彼は去っていきます。

さじさん。これ、使えるようにしてね。は?大丈夫、大丈夫〜、と先輩が丸投げしてきました。Macの独学が始まりました。

まず PC自体がほぼわからない状態でこの見たこともない白いフォルムの物体とどうお近づきになればよいものか。ため息とともに、まあ誰も知らないならしょうがない。とりあえず、触る。とりあえず、試す。

IllustratorPhotoshopQuarkXpress。ちっ、OA氏め。逃げやがったな。Illustratorしか実演しなかったのはきっと使えなかったに違いない。

なんだこれ?これは何?えっ、何これ?あっ、真っ暗。。を繰り返すこと数日。若い頃の柔らか頭って凄い。けっこうわかるようになってしまいます。直感重視のMacだから、というのもあったのかもです。なんとなく使い方がわかるようになると面白いことはないか、そして合理性を求め始めます。

そうか、マニュアル。昔はネットも攻略本もほぼなかったので、独学ですとついてきたマニュアルしかありません。意味がわからなくても、ひたすら読みました。ハードの部位の名称。アプリケーションの仕組み。全ページ目を通すと、出来ることと出来ないことがわかるようになります。実際の作業の手順は覚えません。

手を動かしながら、あ、これもっといい方法があったな、とマニュアルの中からその項目を探します。で、作業してみる。この繰り返しでガンガン吸収され、夢中になりました。若いって凄い(2回目)。

実際に使わないと疑問も湧きません。分からないことが何なのかわからない、というのが最も厄介です。必要に迫られないと勉強も捗らない自分にはこのマニュアル熟読法が合っていたような気がします。

そのせいかWindowsには今でも苦手意識が強いです。必要に迫られなかったので、最低限の知識でなんとなく使っています。

もっとも、MacWindowsも、

相変わらず配線関係は苦手なので毎度苦労してます。技術の進化で、ぜーんぶ同じ規格になってほしい!と思う、未だに配線初心者の自分は。。学びの境地が必要だと知っているけれども使える人におまかせ、の昔の先輩と同じみたいです。

さじ

追記

そして、賞品Amazonギフトカード3万円の謳い文句に釣られて、動画用の撮影機材Insta360の資金にして新しい学びに生かそう!の個人的欲望のままに記事にした自分でした。動きに強いカメラが欲しい。大人の学びは楽しい。皆さまはもう書きましたか?応募は1週間後、29日までです。チェケラ!

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by ギノ