ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

カレンダーの作りかた。

こんばんは、さじです。

 

特化専門業者の話がちょうど昨日出ましたが

某企業オリジナルカレンダーの校了を迎えまして

そろそろカレンダー業者にデータ入稿です。

今年2019年は新年号、来年2020年はオリンピックイヤーと

祝日の変更が続きまして気をもみました。

また、オリンピックマークの扱いには大変慎重になります。

認可がありますので色々と仕事が増えて

やれやれでございます。

 

話を戻します。カレンダー、苦手な整列系です(笑)。

Illustratorを使用したカレンダー作成方法です。

曜日やあしらいのデザインは

別レイヤーでロックしておくという前提でいきます。

 

まず、アートボードを縦に12枚作ります。

1月の数列を入力します。

カレンダーは1、8、15、22、29と

縦に一日ずつ改行します。

数を打ち込んでいるだけなのに

24が2回あるとか、18が飛んでるとか

11と打ったつもりが111とか自分に突っ込みを入れながら

ここは、正確に、とにかく確実に進めて行きます。

31までが揃ったら、各数列同士の空きを均等配置。

これで、ベースが完成です。

 

2月のアートボードに同位置でコピペします。

この数列は、位置揃え用です。

中の数字だけをさらにまっすぐ横にコピーしておいて

レイヤーを変えます。

あとは、アートボードに残る位置揃え用の数列に

横にコピーしておいた各数列を整列機能でピシっと。

移動した数字はレイヤーが違いますのでロックして

位置揃え用は消します。

 

この方法ですと単なる数の打ち間違いは避けられます。

第1週(空きの日は1行分を改行します)と

月終わり(不要な31日などは消します)は

都度確認が必要です。

あとは、日曜列や土曜列を縦に一気に選択し色付けします。

(祝日は別途色を変える必要ありです)

15分もあれば1年分が完成します。

 

1日ずつばらばらに作るとズレや置き間違いが発生しますし

タブ機能ですと、文字の色付けや

左揃えにしたいとかセンタリングしたいなどの変更が

非常にめんどいです。

位置を数値入力で管理しますと

拡大縮小などに対応しにくく、のちのち困ります。

この方法ですと綺麗、簡単に出来、応用が利きます。

もっと良い方法があるんじゃないかと毎年策を練りますが

今のところ、自分の使い易さはこのレシピです(笑)。

 

新人デザイナーさんの参考になれば。

 

さじ