ゆるっと広告業界

デザイナーのじたばた。

ペンタブの世界へようこそ。

こんばんは、さじです。

 

MacBook用マウスよりもペンタブがいいのでは問題で、各種ペンタブを比較検討しました。ペンタブの世界は初参入なので、メーカーも機能も知りません。せっかく調べたので書いておくことにしました。

 

ペンタブメーカー市場

全く知らない業界ですとまずは下調べが肝心ですね。まずは数値での市場比較からまいりましょう!

ペンタブレット | BCN AWARD・BCN IT ジュニア賞

補足:BCN AWARDとは全国の量販店POSデータを基に集計したBCNランキングにより販売数一位の企業を表彰している。(POSデータはアマゾンやビックカメラなど最大手から提供)

Wacomワコム)日本
XP-Pen(エクスピーペン)中国
Huion(フイオン)中国

2020年はこの3社がランクイン。とはいうものの、Wacomが97%と驚異的なシェアを叩き出しており、国内では圧倒的な支持率でしたね。2021年はまだ4月ですがすでに独走体制です。

XP-Penは設立は日本ですが、台湾、米国と拠点を変えており、現在は中国企業の子会社として本拠を構えていることから中国の企業との認識で良いようです。新興ペンタブメーカーは中国が多く、欧米諸国は見つかりませんでした。サブカル日本の御家芸なのかもしれません。

 

ペンタブの評価とは

本来は絵を描くために生まれたペンタブです。そのためタブレットの大きさや筆圧感度、傾斜機能、ペンの性能や持ちやすさなどが個人の使用感の度合いになるようで、口コミや評価を読むとこれらの個人の意見で割れていることが選びにくい理由の一つでした。★5は参考にせず(良いことしか書いてないのでサクラか本物か区別がつかない)、★4〜★1から不具合報告や不満点を洗い出すようにしています。

 

マウス代用としてのキーポイント

今回ペンタブ購入の動機となったのは「マウスの代わりにPhotoshopのマスクをぬりぬりしたい」という単純なものですので、そこは忘れてはいけません。機能に詳しくなると「これ面白そう」「どうせなら筆圧感度が高い方がお得かも」などとついつい欲が出てしまいますからね。そこで今回のポイントを絞りました。

「ペンタブという名のマウスである!」
MacBookトラックパッドが基本でたまにしか使わない」
「有線がいい」

ちなみに先日マウスの要望で、USB-C接続と書いていました。しかしパソコン側がUSB-Cタイプのものが無く、このあたりは妥協しました。ハブ兼用DellモニタのUSB-A端子でも機能するか確認したいと思います。(公式は動作保証していません)

 

機能をちょっとだけご紹介

せっかくペンタブについて調べたので、この先ペンタブ導入を考えている方のためにも知り得た機能をまとめておこうと思いました。

まずはペンタブと液タブの違いから調べました。え、違うの?と思った方、自分もそうでした。

ペンタブ:PCモニタを見ながら板の上をペンで描く
液タブ:タブレット画面を見ながら直接ペンで描く

これを知らないとペンタブを買ったら何も映らなくてびっくりということにもなります。iPadのお絵かきアプリのように、紙の代わりにタブレットに描くことをイメージしている方は液タブを検討されるのが良いかと思います。基本がわかったところで、ここからペンタブの機能編です。

 

筆圧感度
筆圧を感知する段階のこと。数値が多いほどより細かいタッチの差が表現できる。
現在は1024段階から8192段階が主流。
筆圧が高い、弱い人には重要なポイント。筆圧感度が低いと描きにくい。芯が引っ込むなどの感覚は人によりかなりばらつきがあるため判断が難しい。

マルチタッチ動作
パソコンのトラックパッドのように、手でもスクロールできたり、ピンチイン・ピンチアウトできる機能。手元でON/OFF可のものもある。

ペン
太い方が安定感があり描きやすく、細いと疲れやすい。廉価品は細めが多い。

ペン芯
芯は基本的に消耗品なので替え芯の替えやすさ、買いやすさも重要。紙の書き味を再現したライクペーパーフィルムを使うと消耗が激しい。

傾斜感度
ペンの傾きを感知して、太い線になったり細くなったりより本物のペンに近くなる。(Wacom製品が初搭載、その後他社が追随)

ペンのボタン、ショートカットボタン
ペンやタブレットにショートカットの割り当てを決められる。個人の使い勝手にカスタマイズする他、ペンに消しゴム機能のボタンがついている物もある。

タブレットサイズ
小さいものは手のひらサイズまであり多種。本体サイズより読み取りサイズが大幅に狭いので注意。

OS
Androidスマホで使うことのできるタイプが増えているが、iPhoneiPadなどのiOS端末は非対応(Appleが許可していない。iPadApple Pencilがあるからですかね。)

アプリケーションソフトのおまけ
お絵かきアプリがついてくる。無料でインストールでき、3ヶ月、2年間などのサブスクやビギナー用など(OSによる)。有料で制限解除(買い切り)する方法もある。

 

さて、何買いますか?

これは自問です。基本的にデバイスが絡むものには耐久性を求めたい自分なのですが、当たり外れもあります。4ヶ月で反応しなくなった、一年きっかりで壊れた、と言った口コミもありました。日本のWacomが安心という訳ではないですがシェア97%の最大手であることを踏まえるとあえて他社にチャレンジする度胸も持ちません。そして、選んだのはこちらの2点。

 

 

先日の記事にも載せたペンタブとしての基本機能を搭載したWacomIntuos Smallと、機能をバッサリ減らしたOne by Wacom Mediumのどちらかです。「マウス代わり」のペンなので、One by Wacomで十分な気がしています。2000円ほどの価格差ですが、IntuosよりOne by〜の方が画面が大きくなります。邪魔になる可能性と大きくて使いやすい可能性の2極ですが、こればかりは使ってみないとなんともいえませんね。

また、どちらも発売から3、4年経過しており新製品の発売が懸念されます。その場合、ガクッと値下がりする可能性も。ただ、Wacomのペンタブは既に機能が確立され、あとはプロ用ペンタブ(Intuos Pro)や液タブの性能アップに注力しているようにも思えました。

安心項目としてはOne by~はChromebook対応を1月に発表*したばかりですので、現時点から製品寿命の4,5年まではOSやドライバ更新停止の心配が無いだろうと踏んでいます。


すっかり長くなってしまいました。
では、商品到着後にまた続きを書きたいと思います。

 

さじ

 

*ワコムの低価格ペンタブ「One by Wacom」がChromebook対応製品として認定 教育用途での活用を推進 - ITmedia PC USER