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デザイナーのひねもす。

日本語が減っていく。

言葉|カタカナ用語の氾濫を憂う

先日、Mac購入画面でSoCって文字が目に止まり、ん? SoC=System on Chip。M1チップのことかなあ?でその時は終わり。

その後、仕事でも見かける度に気になる。M1チップってCPUじゃないの?CPUの新しい呼び名?とちゃんと調べたらまあまあ理解しました。スマホタブレット用の小型化したCPUやGPUなどが一つにまとまったもの、らしい。パソコンには使われていない。

そうすると、なんでM1はSoCなの?と。

Apple SoCのセキュリティ - Apple サポート (日本)

お!M1はCPUと思い込んでたけどSoCだったんだ?へー。

これは新しい呼び名としてはまあしょうがないかなと思いますが。英語を敬遠してきた訳でもないんだけど、略字、カタカナ用語、英単語の氾濫にたまに挫ける。そりゃ調べればわかるんだけどね、英語の地頭が中学生止まりなんで即座に理解できないことが多い。カタカナ乱用の翻訳を読むと「それ日本語あるよね?」と感じることもある。日本語使おうよ。

英単語がそのままカタカナになって、それがIT用語になって、しかも略語になってることもあります。さらにそこから日本語での解釈になると、読みたくて読み始めた出発点を見失い、内容が頭に入って来なくなる。子どもの頃、「これからは英語は必須だ!」と言われてたけど英会話のことだけじゃなかったんだなーと思いました。英会話もできないけど。

Zoomのプラットフォームが進化:新パッケージと翻訳機能の提供を開始|ZVC JAPAN 株式会社のプレスリリース

zoom有料版に翻訳字幕が出るようになるらしいです(当面は英語からまたは英語への翻訳)。外国語が喋れなくても外国人とも会議できる。言語がネックで取引できなかった会社さんもいずれグローバル化していくのかもしれません。

外国で母国語に翻訳されるようになった時、日本語の豊かな表現を翻訳しきれるのだろうか。その頃にはほぼカタカナだったりして。

さじ