ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

空に刺さる鋭角。

こんばんは、さじです。

 

今週の週間はてなで写真投稿の方を紹介してたので

気になって見に行きました。

商業写真とは違い、なんだか1枚の絵のような

美しいものばかりです。

ここだけに限らず、自分が購読している写真ブログの方々の

時に美しく、時にカッコよく、時に哀愁漂う写真は

心打つものですよね。

いつも楽しませてもらってありがとうございます!

 

自分が写真について教わった?叩き込まれた?のは

新卒入社のデザイン事務所で、フィルムの時代です。

真っ暗闇の中で手探りで交換しました。

一度だけ、向きを逆にセットしてしまい

撮影がパーになったことも。

怒鳴られてもおかしくないですが

ヤレヤレ、で済ませてくれたカメラマン。

本当にすみませんでした。。

 

撮影兼社員旅行で、ニューヨークに行ったのが

初めての海外旅行でした。

飛行機もほとんど乗ったことのないのに長時間フライト。

今のうちに寝とかないとダメだよ、と言われても

初めてですと、興奮が打ち勝ち目が冴えます。

ガムの匂いのする空港から一路中心地へ。

大きなカメラを首に下げて、荷物を担いで

完全にお上りさんです(笑)。

 

さじさんは200枚以上撮ること、と指令を受けまして

国連の旗やらイエローキャブやらを

パシパシ撮ってました。

会社支給の一眼だったので、Nikonです。

セントラル・パークで、現地のアメリカ人に

ナイコンナイコン、グー!と言われました。

英語では、ニコンナイコンと発音するらしいです。

サンキュー、ともごもご答えたらにこやかに

楽しんでねー!(とたぶん言って)去りました。

 

自由の女神の立つ島へは船に乗ります。

6月の日本の梅雨の時期に

ニューヨークはカラカラの乾いた日差しが痛いです。

空に向かって掲げたトーチと王冠が青空に映えます。

王冠の鋭角が空を刺しているのを見上げて

ニューヨークに来たとなぜか誇らしげな気分になりました。

 

ニューヨークの文字を最近毎日見かけるからか

たまたま通りかかった資材置場がそんなことを

思い起こさせました。

f:id:conasaji:20200414210424j:image

青空に刺さる鈍角。いい天気です。

 

さじ