一人称の違い。
こんばんは、さじです。
自分は自分のことを、自分、と書いていますが
日常会話では使いません。
私、僕、俺、アタシ、筆者、など様々ですが
文体から推測するその方の雰囲気をイメージするのに
一人称の呼び方は随分左右します。
ブログを始める際に、もっとも迷ったのが
この一人称の書き方です。
ひとりの人間として文章を世に出すには
自分を呼ぶことが必要になってきます。
通常、LINEやメールやチャットでは、私、と書きますが
自分をある程度知っている人との関わりです。
しかし、ブログという不特定多数に発信することは
人生で初めてです。
私、と始め書き出してから、違和感を察し
どうしよう、と考えてました。
ちょうどそのとき、ゲームのチャットアプリに
ゲーム仲間から書き込みがありました。
くだらない妄想話を綴る、仲間うちのふざけ板です。
と、その中の一人が、自分のことを自分、と書いているのを
思い出しました。
体育会系出身の人にはたまにいますね。
で、まんまいただきました。しっくりきたので。
対面で使うには抵抗がありますけれども
文の中に使うにはちょうどいい温度。
最近は慣れてしまい、普段もたまにポロっと出ます。
自分の文章に乗っけるのが
私や俺、よりも距離がある感じが
落ちつくのだと思います。
SNSの疾走感に乗り切れないからかもしれません。
かといって、他の方の使い方に異論があるわけでは
もちろんありません。
私、わたし、わたくし、僕、ぼく、ボク、俺、おれ、オレ。
たまに関西の方ですと、ワイ、や、わし、など
地域性というかその人なりの自分の呼び方があることが
日本語文化の枝分かれのような
たくさんの人の体温を感じて、日本語っていいなあと
思います。英語では無い変化です。
それはさておき。
北海道の、なまら、
関西圏の、居てる、〜やし、
中国地方の、〜じゃ、
などの方言が絡む文に、密かにときめいていることは
白状しておきます(笑)。
どなたも自分らしい言葉で素敵です。
さじ