ゆるっと広告業界

デザイナーのひねもす。

駅のハサミ。

こんばんは、さじです。

 

Suicaでかなりの利便性を感じてますが

さらに上を行く、タッチレスで改札通過の技術が

数年以内に導入されるようです。

なんらかの電波を浴びるようですが

かつて、電子レンジから発せられる電磁波に

やきもきしていた世間がいまでは

そこら中に飛び交う電波に自分も含め、無頓着です。

結局、目に見えないものに対する怖さも

慣れ、ってゆうことなのですね(笑)。

 

Suicaの開発に携わったデザイナー山中俊治氏のブログに

開発裏話がある、と知り読んでまいりました。

この方はプロダクトデザインの神様のようで

東大教授にしてはとても読みやすく(褒め言葉です)

秘話が書いてあります。

Suicaのタッチ部の角度から見えるユーザビリティ

なぜその形なのか、を知ってから実物を見ると

新しい形はそれまでの過去から生み出されたものだと

改めてデザインの幅広い価値を思い知ります。

 

駅を使い始めたのは高校生のときからでしたが

当時は、紙のきっぷや定期券でした。

自動改札が登場して便利にはなりました。

昔の駅員さんのきっぷのハサミの音を思い出します。

駅員さんによっては、楽器のようにカチャカチャ鳴らして

改札の真ん中でリズミカルな音を響かせていました。

散らばったパンチのかけら。回収するゴミ袋が満杯になり

重たそうに運ぶ姿も見られましたね。

当時改札に立っていた若い駅員さんも60歳近いでしょうか。

ハサミはまだ駅にありますか。

 

さじ

 

山中氏のブログはこちらです。pcの方が見やすいかもです。

http://lleedd.com/blog/2010/11/25/suica_1/

ブログが本にもなっているらしいです。中古本のみ。新品は日経BPショップで買えそう?です。

デザインの骨格

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