ゆるっと広告業界

デザイナーのきまぐれ。

安曇野のアン。

こんばんは、さじです。

 

デザイナーの話から、ちょっと離れます。

初めて行った出張は長野の松本と安曇野でした。

松本は駅の近くの飲食店とホテルを数軒取材。

春になる前の、現地でも珍しい大雪が残っていて

お店の外観写真を撮るのに苦労しました。

雪なんてこんなに滅多につもらないから入れないでね、と

お店のご主人が笑っていたのが懐かしいです。

 

安曇野では誌面企画の都合でレンタサイクルで回りました。

絵本美術館、わさび農園、それから道祖神といわれる石仏の

写真を撮ります。

安曇野のまっすぐな道の両側には田園風景。

時折道端に現れる道祖神の写真を撮り、位置を書き込み、

また自転車で先を行きます。

これは仕事なのかなあと半ばふわふわしながら

家と会社の往復しかしない不健康なデザイナーが

カメラと大きなかばんを背負って自転車をこぎます。

 

車はほとんど通らない。見上げる建物もない。

道を外れて原っぱに寝そべっても誰も気づかないはず。

なんて自由な。こんなところが東京の近くにあったとは。

そんな開放感にあふれる素敵なところでした。

当時住んでいたのが、都会のど真ん中で

生活道路の左右は建物が密集し、空が狭いことに

息苦しさを感じていたせいもあります。

 

とはいえ、それはもう20年以上昔のことです。

あの頃の原っぱは建物や駐車場になり

田んぼも減ったことと思います。

その土地に暮らす人に便利に発展したまちの成長は

喜ばしいことですので、自分も喜ぶことにします。

 

会話の速度。人工物と自然の比率。

軽いアップダウンのあるまっすぐな道。

のちに景色が同じようなところに行っても

安曇野の土地から感じた心地良さは出会えていません。

 

あの頃、そこで大きな決断力があったなら

今ごろ山の麓に赤毛のアンの家のような小さな家を

建ててました。

東京を離れる勇気、無かったです(笑)。

なので今は、ほんの少し安曇野に近い風景のある

東京の端っこに住んでいます。

安曇野に住んでいる方へ。

素敵なまちですね。うらやましいです。

 

さじ

 

追記

お題 #住みたい街、住みたかった街 を見て

書かずにはいられないお題でした(笑)。

書籍化記念! SUUMOタウン特別お題キャンペーン #住みたい街、住みたかった街

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by リクルート住まいカンパニー